■原点に返る
原点に返る意味は、迷ったとき、悩んだときに初心・原点に戻ることで、向かうべき方向性を再度、思い出すことにあります。向かうべき方向を思い出せば、そこに必ず答えがあるからという訳です。
例えば、東京から太平洋を船でロサンゼルスまで移動するとします。羅針盤があるから最短のルートでロサンゼルスに向かえますが、羅針盤を途中で無くしてしまった壊してしまったりしたら、今、自分がどっちに向かってるのか分かりませんよね?
感覚としては、そう言うことに似ています。
■同じ立場の人に相談する
若いころの私は同友会やら青年会議所など、同じ立場にある人達の集まりに積極的に参加していました。
同じ立場で色々話をしてヒントなり解決策なり見いだせると思ってたからです。
ただ、実際集まりに入ってみて感じたことは、確かに同じ立場の人と話して参考になることはあるけども、会社の規模や業界などで、やはり色々と理解して貰えない事柄あるなぁと感じました。
なので、単に2代目・後継者・アトツギ(以下、アトツギという)というだけではダメで、同じぐらいの規模、年齢、など、同じアトツギでも似たような環境にいる相手でなければ、あまり相談にならないということです。
従って、同じアトツギの集まりの中から更に似たような境遇にいる相談相手を探し出す必要があります。
■ビジネスプランを見直す
会社の方向性は全てビジネスプランに書かれてあります。中期計画と短期計画、もしかしたら最近は変化が激しいので、短期計画だけしかないかもしれませんが、いずれにせよ、ビジネスプランを見たら、どの方向に向かえば良いのかが分かります。
また、ビジネスプランを見直す必要があれば遠慮なく見つめ直しましょう!そして、新たな方向を目指すのです。
ただ、できれば、ビジネスプランは社内取引先などに公開して自社の方向性を示し、進捗状況を定期的に説明するようにしましょう。
そうすることで、やらなければならない環境を自ら作り出し、そもそも悩んでる暇を作らないようにしましょう。
それでも悩んだときは、同じ立場の人間に相談したり、先代に相談したり、顧問税理士や弁護士などに相談したりしましょう。
■いずれにせよ、1人で悩まない!
いずれにせよ、1人で悩まないようにしましょう!1人で悩んでても何一つ良いことはありません。少しでも、前に進んでいけるよう、ステークホルダーに相談し、1人で悩んで鬱にならないようにしましょう!