■アトツギの次のビジネス
*2代目・後継者・アトツギのことを以下、アトツギという
これから来るだろうなぁと思うビジネスを考えるといくつかある。私がこれから来るだろうなぁと思うビジネスを挙げてみると、
・Web3.0(メタバースやDAOなど)
・宇宙開発
・バイオサイエンス関連ビジネス
・ロボット関連ビジネス
が考えられる。
■Web3.0
Web3.0については、範囲が広すぎて説明し辛いので、この本にそれを任せたい。
Web3の世界が来るのかどうかは、誰にも分からない。VRゴーグルなどを装着するのがイヤだって言う人も割といると思う。私も余り好きでは無い。まぁ、ゴーグルを装着しなくてもメタバースに参加することはできるが。
ただ、メタバース上で商売したり、デジタルアートを販売したり展示したり、ライブを開いたり、土地を売買できるとか言われても、恐らく、女子高生が食いつくような要素がインスタほどにあるわけではなく、SNSほどまでは盛り上がらないのでは無いかなと思ってる。
しかしながら、DAOを使って資金調達できる仕組みは魅力的であり、メタバース上のDAOで資金調達し、リアルとメタ上でのハイブリッドな商売ができたら、これは面白いと思っている。
例えば、オリジナルファッションブランドや立ち上げて、出資者にはトークンを配ってトークンを持ってる人だけが得られるリアルとメタ上での服を提供したり、リアルで服を買ってくれた人にはメタ上での特別なクーポンを配ってそのクーポンと引き換えにメタ上での特別なデザインの服を差し上げるなど、ちょっと考えただけでも割とリアルな世界とのハイブリッドなビジネスは可能だと思うし、それができれば非常に面白い。
■宇宙開発
宇宙開発については、以前このブログでも説明したとおり、日本はかなりの地の利がある。
時点の関係上、ロケットは東に向けて発射すると燃料を節約できる。
万が一、ロケットの打ち上げに失敗し、ロケットの破片が飛び散ったとしても、日本の東側には太平洋があり、人がほとんど住んでないから、その被害を免れる確率かなかなり高い。
そうじゃないにしても、切り離した第1段ロケットの回収も海だとやりやすい。
そう考えると、日本はかなりの地の利があり、法律もだいぶん整備されて宇宙開発のブームが起きてもおかしくはない。
ちなみにだが、私が十年前から暖めてた宇宙開発のアイディアをソニーがそれと同じ内容のビジネスを行う会社を設立すると発表した。
私の目の付け所は間違っては無かったんだなぁとは思うが、10年も暖めてたのに行動しないと必ず誰かが先にそれをやるんだなぁと本当に心から悔しい出来事だった。
まぁ、まだやれることはある!
私の話しは置いといて(笑)、宇宙開発と考えるとすぐにロケットとか人工衛星を作って打ち上げると思ってしまうだろうが、それだけが宇宙開発ではない。
例えば、JAXAやNASA、あるいは民間企業などが無償で提供している人工衛星から得られるデータを引っ張ってきて、価値あるデータに加工し、それを使ったサービスの提供やそのデータそのものの販売なども宇宙開発と言えるわけだ。
これだと、資金も必要なく、サブスクサービスとして提供し易いし、在庫も必要ない、利益率も高い。
なので、データサイエンスなどを組み合わせて、この分野を切り開くのも悪くない。
後編に続く